このイベントはJA根室地区青年部連絡協議会やJA根室地区女性協議会、根室地区酪農対策協議会が共催する北海道米と牛乳 ・乳製品の消費拡大を目的としたもの。今回で6回目を数えます。共催団体それぞれが、担当に分かれてイベントを運営する中、今年は、地区女性協議会でスイーツを担当し、ティラミスやヨーグルトムースなどそれぞれ300食分の試食を用意。ステージ上での進行は地区青年部協議会があたり、PRタイムでは、北海道米についてミス北海道米の山崎有加里さんが「ななつぼし」ちゃんと一緒に北海道米のPRをしました。
今年もメイン会場後方中央にブース参加の依頼を受けた当農協乳製品工場からは、服部主任が来場者になかしべつ町農協ブランドの牛乳の説明。雪印、森永、明治の3乳業メーカーからは、工場で製造している製品について、アピールするひと時となりました。
中でも、雪印乳業なかしべつ工場では今年、国内のピザチェーン店CMで「中標津産チーズ使用」ということを大々的にPRし、中標津をしっかり「なかしべつ」と読んでくれる人が増えたという話の核になっている、雪印なかしべつ工場製造のゴーダチーズ20?のブロックを掲げ、また、なかしべつ工場で製造されている「さけるチーズ」もPRしました。
乳業メーカーは会場内の別の場所ではチーズの試食を提供し、モッツアレラチーズを塩コショウとわさび醤油でいただく、食べ方の提案やカマンベールチーズ、スマートチーズの試食などを行っていました。北海道米のイベントでは、お米のクイズや炊き立てホクホクご飯の試食なども行われていました。
また、北海道米で作られたお酒の試飲コーナーもあり、北海道米で作られたお酒は冷酒に向くといううんちくも伝えられました。
会場内は、急に寒くなった外の気温を配慮し、暖かめの暖房で始められましたが、来場者がひしめく中、暑さが増し、さらに例年よりも多くの来場があったようで、用意された試食品が多くのテーブルで空になるほど盛況となりました。
最後に、各農協と出店社からお土産になる抽選会が開かれ、大きなプレゼントを持って会場を後にする姿も見られました。
広く一般の方にPRすることを基本に、午後6時30分スタートという時間割で行っていますが、メイン会場のイベントをなにか考えたほうがいいというご意見もいただいております。お米と牛乳・乳製品の消費拡大を図るこのイベント、毎年開催を待ちわびている方々も増えています。最後のお土産に同封されたレシピを早速家庭でも作ってみるという方が増えたり、米食牛乳・乳製品のこと、地産地消のことにこだわる消費者を増やすための良策はなにかを考え、知恵をしぼってイベントの企画を進めましょう。
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