北海道教育大学釧路校 ファームステイ受入事業

　５月27日～28日の１泊２日の日程で、根室地区青協主催による北海道教育大学釧路校の学生を対象としたファームステイ受入事業が行われました。参加学生は10名で、当組合青年部には木村雄弥部員宅に２名の学生が実習に入りました。
　教師の卵である教育大学の学生が青年部盟友宅にファームステイし、酪農生産現場を実体験してもらうことで、将来、教壇で子供達に「食の大切さ・農の価値」を伝えてもらい、さらにはJA青年部とともに食農教育活動を展開していく地域のパートナーとなって頂くことを主な目的としています。

初めて受入れをして１番気になったのは教育大生の「反応」でした。僕たち酪農家が普段目の前にする牛を見て驚きを隠しきれない様子で、初めて近い距離で見る牛はとても恐い生き物のようでした。体験を通して教育大生には普段、牛乳や乳製品を口にするまでの経路を自分の目で見たり体験して感じたりして頂けたと思います。そして、この経験を今後教育大生が関わっていく子供達に伝えて貰いたいと思います。また、自分としても改めて仕事の危険性などを再度確認させて頂く事もできました。
今回のこのような経験はとても貴重で大変自分自身も勉強になり、良い経験ができた受入となりました。