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町営開陽台牧場入牧

5月22日・25日・26日の3日間にかけて町営開陽台牧場の入牧作業が行われました。
昭和の初めころから放牧地で使われていた標高270mの当時無名に近かった小高い丘に、昭和37 年に開陽台と命名され、整備されて町営の乳牛育成牧場として開設。毎年春から秋にかけて中標津町内の酪農畜産農家から乳用育成雌牛を預かり、中標津酪農発展の屋台骨を半世紀以上もの長きに渡って支えています。
ピーク時には平成22年に平均1,228頭の育成牛が入牧しましたが、近年、通年で預託可能な民間の育成牧場が開設されたこともあって徐々に減少しており、今年は934頭が入牧予定となっています。
入牧3日目の26日には澄んだ青空の下、中標津町地域おこし協力隊の斉藤さんと田中さんも入牧作業のお手伝い。トラックから元気に飛び出て来た牛たちに牧場職員は悪戦苦闘しながら、消毒・体重測定・ワクチン接種等を行い、青々とした放牧地に放しました。
将来、中標津の酪農を支える期待の牛たちは、面積約780haの放牧地でのびのびすることで足腰が鍛えられ、10月の出牧までに一回りも二回りも成長します。
健康で丈夫な乳牛に育ってもらいたいですね。

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