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新年明けましておめでとうございます(代表理事組合長)

代表理事組合長 飯島 浩

組合員の皆様には令和6年の新春をご家族そろってお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返ってみますと新型コロナが5類感染症へと移行し、行動規制の緩和や経済活動が活発に行われるようになりコロナ前の日常へと戻りつつありますが、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの紛争や、世界情勢の変化による急激な円安など日常生活をはじめ農業経営にも大きな打撃となりました。更に7月の後半から今まで経験したことのない猛暑の影響により酪農、畑作ともに大きな打撃を受け営農収支も悪化しましたが、経営者の努力にも限界があります。この状況に対して国、道、町からはさまざまな助成や支援対策がありましたが飼料、肥料をはじめ生産資材の高騰を補うには十分とはいえず、セーフティーネット資金を利用しながら営農をしているのが現状です。
生乳生産においても令和4年度に続き2年目の生産抑制となり、特にクラスター事業等で施設投資をした組合員には経営負担も大きく、精神的にも苦労をされていると思います。農協としては、出来るかぎり組合員に寄り添った営農相談を行い、年度末の収支状況をみながら組合員の皆様に割り戻しが出来るように取り組んでまいります。
昨年は例年よりも早く令和5年度の補正予算が決定し、脱脂粉乳対策に40億円が措置され、Jミルクにより府県の生乳出荷者からも出口対策としてキロ40銭を拠出していただいています。4月から皆様に負担していただいたキロ3円50銭の内1円89銭が返戻され、9月から年度内は負担がなくなります。少しずつではありますが明るい話題もありますので前を向いて進んでほしいと思っています。令和6年度の生乳生産については、生産抑制からの脱却、1%の増産により全道目標数量は403万tに設定されました。当農協は令和6年度生産目標数量147,535tに規模拡大枠が追加された数量となりますが、全道各農協の生産枠に対する意識は強く、青天井での生産は今のところ見込める状況にはありません。各自の持ち枠に沿った生産をお願いいたします。
農協事業について少しふれますが、金融、共済事業は貯金総額が300億円を超えてからも徐々に増えており、おおむね計画に沿って進んでおります。生産資材店舗、桜ヶ丘スタンド、Aコープあるるにおきましては組合員、地域の皆様にご利用いただき、それぞれの職員の頑張りもあって順調に推移しています。乳製品工場も販売は好調で道内外の催事でも高い評価をいただき、A2ミルクは楽天市場での通販もはじまり、日経トレンディーのトップ10にも選ばれ、問い合わせや注文も増えてきました。また、町内の建設業をはじめ様々な業界の方々に牛乳、乳製品の消費拡大にもご協力をいただいており心より感謝を申し上げます。引き続き安心、安全な乳製品の提供に努めてまいります。
私が組合長に就任して半年が経過しました。多くの職員にご協力をいただきながら自分なりに取り組んできましたが、まだまだ経験不足ですし職務を果たせているかは疑問の残るところもあります。年末の地区別懇談会では組合員の皆様に多くのご意見をいただきましたし、農協に来られた時に声をかけてくださる組合員もいます。この声をしっかりと受け止めて自分の反省と、これからの農協運営に役立ててまいりたいと思っていますのでご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いたします。
令和6年が始まりますが今年は辰年です。天高くのぼる龍のように、辰年には「運気の上昇」「景気が上向く」といった言い伝えがあるそうです。今年こそは天候に恵まれ、酪農畜産、畑作ともにこの厳しい情勢から脱却し安心して営農が出来るように願っております。

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