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第71回 全道JA青年部大会が開催

大会テーマ「Step For The Future ~希望を繋ぐ、力強い農業へ!~」

 令和4年12月8日から9日まで2日間の日程で、北海道農協青年部協議会(JA道青協)主催の第71回全道JA青年部大会が札幌パークホテルで開催され、全道各地の盟友と関係者約600人が参加。当農協青年部からは小出 信彦部長、藤井 季樹理事、事務局 河西の3名が参加しました。

同大会は新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止、昨年はWeb方式で行われましたが、今回3年ぶりに全道各地から盟友達が集う実開催となりました。
道青協会長の稲村 政崇 氏が開会挨拶を行い、「農業を取り巻く状況は厳しいが、将来の北海道農業をしっかり考え、話し合い、発信し続けなければならない。2日間を通じて仲間の熱い思いや活発な組織活動を学び地元に持ち帰って欲しい。」と呼びかけました。
青年の主張大会は6地区の代表から、JA摩周湖青年部の牧之瀬 佳貴さんが最優秀賞に輝きました。新規就農で酪農を始めてから6年、「新規就農は地方創生の一角を担う」と確信。海外での仕事の経験から乳製品の輸出も計画するなど地域を見据えた積極的な行動が評価されました。
青年部活動実績発表ではJA新得町青年部が最優秀賞に輝きました。青年部が町の農産物を使った学校給食プロジェクトを役場や農協、給食センターを巻き込み、広く連携を伴った取り組みが評価され受賞となりました。
北海道農業のPR役となる純農BOYコンテストはJAめむろ青年部の武藤 駿輔さんがグランプリを獲得しました。
翌日の基調講演は、全国農協青年組織協議会(JA全青協)前会長で参与の 柿蔦 洋一 氏が「JAの機能とJA青年組織について」と題して講演。「青年部の仲間と一緒に動くとJA、地域、国が動く。一人一人が思い描いている夢を結集することが大事」と強調しました。
そして、本大会では令和4年度の活動経過報告が行われ、新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻、急激な円安による生産資材の高騰にもかかわらず販売価格に転嫁できない状況に営農継続の危惧がもたらされているが、共に苦しんでいる国民と相互理解を図るための「対話」が重要な局面を迎えている。その中で「青年部活動を継続し、国民に豊かな食を提供し続けていく事を誓う」と宣言して大会を終了しました。

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