レポート

  1. HOME
  2. レポート
  3. 根室地区JA青年部大会

根室地区JA青年部大会

大会テーマ『Moving it~眼前の困難を乗り越える~
 我々青年部盟友は、世界情勢や政府の動向・時代の流れを的確に把握し、それに応じた行動を起こさなければならず、生産者・将来の担い手としての自覚と責任を持ち、国民に安心・安全な食料を供給し、生産性を高め、消費者に対して正確な情報提供・広報活動を持って信頼関係を更に堅固な物にし、地域社会を盛り上げながら、我々も成長していかなければならない。
以上の内容を踏まえ、管内の多くの盟友の参加のもと、本大会を「希望を繋ぐ強い農業の確立に向けた相互研鑽を図る機会」と位置付け開催する。

11月7日、根室地区JA青年部大会がウェディングプラザ寿宴にて開催されました。コロナ禍の影響が続きましたが、根室地区の盟友が集まる3年ぶりの通常開催です。大会には50名の盟友が集いました。

開会式後、JAけねべつ青年部の活動実績発表が行われました。テーマは「Let’s study!」~出前はじめました~です。子どもたちが大人になっても戻ってくるような地域にしたい!という強いメッセージからスタートし、子どもたちの食育活動を通して見えてきた課題を改善しようと葛藤する様子を発表。JA中標津青年部でも食農教育活動を行なっていることもあり、共感できる部分と参考になる部分があって大変勉強になりました。
昼食後、広尾町の酪農家㈱マドリン代表取締役の角倉 円佳さんによる講演会があり、テーマは、「私たちの牧場にはパッションしかない!!」でした。角倉さんが自分で酪農経営を目指すことになった経緯は、大学で酪農を学び、卒業後のカナダでの酪農実習で女性の経営者の人と出会い、自分も経営者になりたいと思ったからだそうです。また、農場HACCPを取得されており、取得方法について色々と説明していただきました。名称は聞いたことがありましたが、日々の管理や報告など難しそうに感じました。今年の酪農情勢には明るい話題がそれほど無いのですが、角倉さんのエネルギッシュな講演にとても元気を貰えました。
先が見えない状況ですが、下ばかり見ずに前向きに頑張っていこうという気持ちが今は大事だと思えた根室地区JA青年部大会でした。

レポート

レポート一覧