釧路・根室の酪農畜産を守ろう！
生産者緊急大決起大会が開催

　９月18日㈰に釧路市耐震岸壁特設ステージで釧路地区酪農畜産対策協議会と根室地区酪農対策協議会の両協議会主催による「生産者緊急大決起大会」が開かれました。

今、酪農畜産業は危機的状況に立たされていることから緊急に開催され、この難局を乗り越えるべく決意表明が行われました。参加者は約600人で、釧路・根室管内の酪農・畜産農家の他、各JA役職員、衆議院議員、道議会議員、市町村長・議長・議員や各関係機関の方々が集まりました。
「今乗り切るために、やるべきことをやる」を大会スローガンに、新型コロナの影響やロシアによるウクライナ侵攻、過度な円安が進行し、生産資材価格の暴騰や牛乳・乳製品の需要減退、乳製品の過剰在庫で生乳の生産抑制を行わざるを得ない状況にあることから、過去にないほどの危機的な状況に直面していることを出席者全員で共有しました。
その上で、全国有数の酪農地帯として地域や関係者が一丸となり、「この状況を打破すべく、それぞれの立場で課題解決に向け全力で取り組むことにより、根釧地域の基幹産業である酪農畜産業並びに地域経済を守り抜く。」と決議。当JA組合員で根室地区青協の会長を務める佐藤 克幸氏によるガンバロウ三唱で参加者が一体となりました。