Information

  1. HOME
  2. インフォメーション
  3. 「続 遙かなる山の呼び声」が放送されます

「続 遙かなる山の呼び声」が放送されます

 NHKの特集ドラマ「続 遙かなる山の呼び声」の撮影が6月11日より6月末まで町内で行われました。山田洋次監督・脚本で1980年に高倉健さんと倍賞千恵子さんが共演した1980年公開の映画「遙かなる山の呼び声」を、同監督脚本で現代にリメイクしたドラマが2018年に放送されました。放送後、視聴者からの大きな反響と、高い評価を得たことから続編が決まり、山田監督の完全オリジナルとして4年ぶりに制作されました。

6月17日にロケ地で報道陣に向けた取材会が開かれ、今回も主演を務める阿部寛さんと常盤貴子さんが取材に応じました。

■4年ぶりとなる中標津町でのロケについて
阿部寛さん
「この場所に帰ってきて幸せ。ここはゆっくり時間が流れていて、この癒やしの空気が心に良い影響を与える。」
常磐貴子さん
「中標津に魅了された1人。変わらない美しい風景を全国に伝えたい。このドラマを見て酪農に夢を持って目指す方々が増えてほしい。」
■新型コロナウイルスやウクライナ情勢による牛乳・乳製品の消費低迷や資材価格高騰で生産者が苦境に立たされていることに対して
阿部寛さん
「まさかこういった社会になるとは思わなかったが、しっかりした基盤のもとでいいものを提供してもらいたいという思いがある。」
常磐貴子さん
「大きく時代が変化しているが、消費者が生産者の方へ直接応援をできる時代になっている。皆が手と手を取り合って支え合う時代になってきたと思う。」

そして、撮影現場を提供した当JAの組合員は「町内で新規就農した先輩は、1980年の映画作品を見て酪農を志したと聞いた。このドラマを見ていただいて、酪農をやってみたいと思う人が増えてほしい。また、現在、厳しい酪農情勢が続く中なので、視聴した方々が一杯でも多く牛乳を飲んでくれれば、全国の酪農に従事する人の手助けになるのではという思いです。」とロケを見守りました。
ドラマは家族経営で完全放牧にこだわる酪農がベースとなっており、前作では風見民子役の常磐さんと森山耕作役の阿部さんとの巡り会いが描かれました。二人の今後の展開と現在の酪農情勢がどのように描かれるか注目です。

放送はNHKBSプレミアム・BS4K、9月17日㈯ 午後9時の予定。

関連インフォメーション