第16回 全日本ホルスタイン共進会 北海道大会
第16回全日本ホルスタイン共進会北海道大会が、10月25日㈯から26日㈰にかけて安平町早来の北海道ホルスタイン共進会場で開催されました。この大会は、「乳牛のオリンピック」とも呼ばれ、体型の改良度合いを競う日本最高峰の乳牛共進会です。
全日本ホルスタイン共進会は昭和26年に第1回大会が開かれ、それ以降5年に一度開催される全国規模の大会で、新型コロナウィルスの影響で中止となった5年前の前回大会を経て、10年ぶりの開催となりました。
大会史上最多となった全国から選抜された優秀な乳用牛386頭(ホルスタイン種367頭・ジャージー種19頭(欠場7頭))が一堂に会しました。立ち見が出るほど大会は熱気に包まれ、参加した生産者や関係者からも高い関心を集めました。
また、大会期間中には酪農資材器具展も同時開催されました。最新の酪農技術や資材などを紹介する100社近くの企業・団体の展示ブースが設けられ、多くの来場者で賑わいました。
根室管内からはホルスタイン種23頭が集まり、稲山 智明 氏((一社)日本ホルスタイン登録協会北海道支局 審査部長)の審査により乳用牛の機能性・優美性が競われました。そのうち当組合からは3戸5頭が出品され、久保 剛 氏所有のエクセルシア ハイオク 3 エンジエル ETが優等賞5席、中川 将 氏所有のセンターリバー ARK グリツト ヨシダサンが1等3席と好成績を収めました。
このような成果は、出品者をはじめとする関係者の皆様による日々の努力とご支援の賜です。今後も当組合のホルスタインが更なる飛躍を遂げ、地域の酪農業の発展に貢献されることを期待しています。

