2007年3月
 当農協からは青年部、食品加工交流部会、マリンスファーム、酪農課が出店し、露店に彩を添えました。危険防止のために行っていなかった冬の花火大会も今回は行われ、夜のイベントを楽しみに来る来場者で活気付きました。
 例年にない少ない雪のため、各所より雪を運ぶ事態に実行委員会は苦慮していたようですが、無事に開催され、2日目には朝、昼に雪も降るなど、冬まつりらしい状況になりました。
 露店では、青年部でなかしべつビーフを使用した「牛丼」、牛乳たっぷり伯爵いもを使った「牛乳しるこ」などを提供し、「白いプリン大作戦」にも協力、町内2、標津1、根室2の各お菓子屋さんに協力いただき、セット販売しました。ちびっこ向けに企画した2日目のアイスクリーム作りは、参加希望がなくて中止となりましたが、売上は上々。食品加工交流部会では1日目のみの出店となりましたが、菓子パンを販売。瞬く間に売り切れとなったようです。マリンスファームでは、じゃがいもの焼きいも、おでんなど体を温められるメニューを多数取り揃え提供。酪農課では、フランダースさんと共同開発しているじゃがいものスイートポテトを初お目見えで販売、用意した約300個がどんどん売れていきました。
 イベントでは寒さを吹き飛ばす、よさこいソーランの舞いやストラックアウト、スーパードッジボール大会などで盛り上がりました。
 冬まつりにご協力いただいた方々、有難うございましたお疲れ様でした。





2007年2月

 中標津町内で酒の小売店を経営している有限会社なかはら(中原千歳社長)が当農協乳製品工場で製造販売する「なかしべつ牛乳」を使ったご当地発泡酒Bilk(ビルク)を発表し、2月1日から販売を開始しました。
 
牛乳の持つまろやかさ、ふくよかな甘みが特徴で、ビールとは違う感覚で楽しめます。醸造は地ビールメーカーの網走ビール(網走市)が東京農業大学と共同で行ったもの。
 
全国初となる牛乳を使った発泡酒の主原料は麦芽、ホップ、副原料に「なかしべつ牛乳」など。アルコール分は5%。千リットル仕込むと、3百リットルほど牛乳が使われる。製品に牛乳の白さなどはないものの従来の発泡酒よりも色は薄い。一度、にごりがでるがその部分が発酵の後期段階でクリアになっていくという。
 町内の交流施設、なかまっぷで1月19日に開かれた試飲会では、町の飲食連合会も協力し、50人あまりが参加、町内の新しい味を楽しみました。
 ビール(Beer)とミルク(Milk)を合わせた商品として、十数の名前案の中からビルクと銘銘、330ミリリットルのワンウェイ瓶を380円で販売します。
 牛乳の消費低迷を聞いた「なかはら」二代目中原一治(33)さんの母、秀子さんが一治さんに言ったことで企画され、製品となりました。「地元「なかしべつ牛乳」を使うことがこの商品を「なかはら」が企画した大きな意味」と一治さんは言います。
 
年間5千リットル(330ミリリットル瓶約1一万2千本)の販売を目指します。
 「根室管内で行われてきた「ウエルカムミルク運動」を拡大展開し、ウエルカムビルクで乾杯! でもいけるのでは!」と試飲会参加者などから牛乳消費拡大の提案もでるなど、町内飲食業界も注目するご当地ビールが完成しました。
 2005年に伯爵じゃがいもを原料に使った地ビールの「中標津」を発表して以来2作目の地場発泡酒開発となります。






2007年1月
 毎年恒例となっているJAなかしべつ杯ソフトバレーボール大会が12月17日、中標津町営体育館で開かれ町内外から32チームが参戦し、5コートでリーグ戦を行い、リーグを勝ち抜いたチームによる決勝トーナメントで勝敗を競いました。
 今回の開催が11回目。町ソフトバレー協会の方々の運営で行われています。競技人口が減っていると言われる中で、大変多くの方がチーム編成していただき、大会へ参加していただいております。有難うございます。熱闘を繰り広げた大会の結果は次の通り。
 乳製品の詰め合わせや伯爵いも10kgなどの賞品を受賞しました。
◆青年の部
 1位=C―3、2位=パートIII、3位=G―UP、チームブレイク
◆壮年の部
 1位=中標津JV、2位=KT35一番隊、3位=チーム笑、KT35四番隊





2007年12月

農協法公布記念日の11月19日、平成18年度第30回を迎える根室管内農業賞の表彰と祝賀会が根室管内農業賞委員会の主催により寿宴で開かれ、当農協からは渡邊善行・民江夫妻が表彰されました。




2007年11月
 9月23日(土)〜24日(日)の2日間にわたり、安平町早来北海道ホルスタイン共進会場において第14回北海道総合畜産共進会が開催されました。
 全道・府県の一部391頭の乳牛により優劣が競われ、審査員には佐藤 貢 氏(ホルスタイン農業協同組合)があたり、適正かつ円滑にその審査がとりおこなわれました。
 当農協からは6戸12頭が出場し、福嶋 寿顕氏の2部出品“フラーリッシュ ダーハム ユッチ”が1等1席の好成績を収めました。



2007年10月
 町商工会青年部と当農協青年部が主催する、「じゃがいも伯爵まつり&ふれあい広場」が9月10日に開かれ、会場となったゆめの森公園・翼とふれあいのゾーン特設会場には、大勢の家族連れなどで賑わい、じゃがいも掘りなどで秋の1日を楽しみました。




2007年9月
ホルスタイン共進会 平成18年根室ホルスタイン共進会が8月22日(火)、ホクレン根室家畜市場で開催されました。

 管内全域より176頭の乳牛が集められる中、野原 幸治氏(帯広酪農家)の審査により乳用牛の機能・優美性が競われました。
 中標津町農協からは、12件28頭が、北海道総合畜産共進会(全道共進会)の予選を兼ねた、この管内共進会にエントリーし、6件12頭が全道共進会出場権を獲得しました。
 審査結果は、2等賞以上入賞率75%の好成績を修め、ジュニアリザーブチャンピオンには、中川将氏の出品牛『センターリバー ミシェル ダンディ クック』号が獲得されました。



高橋組合長
高橋組合長 職員組合と女性部、青年部で折りあげた千羽鶴を高橋組合長へのお見舞いとして、8月22日、職員組合執行委員長渡辺秋男と長正路八世榮女性部長が訪札し、手渡しました。
 千羽鶴は千羽をゆうに越え、二千羽に近い数が集まりました。手渡された高橋組合長は、とても感激し、「一日でも早く帰ります」と力強い言葉で話されました。
 身体機能は、リハビリにて、順調に回復しており、右手でブイサインする姿も見せてくれました。


組合長杯ゲートボール大会

 8月10日、中標津町シルバースポーツセンターで平成18年度組合長杯ゲートボール大会が開かれ、42人が参加、服部会長の開会挨拶で元気にプレーを楽しんで親睦を深めあいました。
 来賓として訪れた藤井副組合長は、「20年もの歴史ある大会が有意義に進められますように」と挨拶。競技は、7チームの総当たり戦で進められ、1チーム6試合が進められるうちに疲れ気味の競技参加者でしたが、熟年パワーで最後まで元気にプレーを楽しみました。

 ▼成績は以下の通り
 ●優 勝=俣落Bチーム
  準優勝=俵橋チーム
  3 位=拓友Aチーム。
 ●長寿参加賞=小塩正春さん(90歳)、
        阿部ヤスノさん。



2007年8月
JA夏まつり2006
JA夏まつり2006 JA夏まつり2006
  すっかり定番となり、多数のお客さんでにぎわう当農協の夏まつり2006が7月26日に事務所前特設会場で開かれ、会場を埋め尽くすほどのお客さんに夏の夜の夕涼みに利用していただきました。

 飲食メニューには、海鮮串、鳥・豚串、おでんや牛肉焼き、焼きそば、開きホッケ、オーハシさんのカレーライス、コロッケ、ホットドック、いももちなどの揚げ物など多種多彩な品揃えで、来場されたお客さんに安価で提供されたほか、雪印さんのチーズフォンデュ無料試食とゴーダチーズ・ワイン販売も大盛況。当農協からは、なかしべつフレッシュビーフと出荷が始まったばかりの旬の新鮮野菜など、来場されたお母さんたちが鮮度を確かめるように手にして購入されていました。
 ステージイベントでは、ちびっ子たちによる○×クイズ、社会人チーム向けのやっぱり消費拡大!牛乳・乳製品・牛肉・道産米はこうやって食べると銘打ち朝食から昼食・夕食、そして夜食にいたるまでの過程を乳製品や牛肉、道産米を上手に取る見本食として提案し、それを全て2人1組のチームで完食してもらう企画を行いました。そのほか、多数の協賛企業さんの商品が当たる大福引会では、農協観光さんより提供いただいた特賞から2等までの5本を引き当てた方は全て女性の方でした。ほかにも、中標津町吹奏楽団さん、八労会さんによる知床太鼓の演舞など夏の夜に響くステージで盛り上げていただき、大変多くの方に楽しんでいただいたことと思います。
 農協事業として、数多くの方に日頃の感謝を込めたイベントを提供できたのではないかと思います。



工場の作業がはじまったよー。
 だいこん・ブロッコリー洗浄・選果場の操業式が7月17日に開かれ、だいこんの収穫が26日から、ブロッコリーの収穫が19日から、ブロッコリー選果場の操業が21日からスタートしています。

 だいこんは、地温が上がらない朝4時からの掘り抜き・収穫作業を午前中くらいまでに終えて、洗浄・選果により規格を揃えて関東、関西、九州・広島などへ出荷されます。また、道外のイオングループ全店にも販売されています。
 ブロッコリーは、朝8時頃から2班体制で、1圃場8人前後で収穫を行います。選果場では、規格を合わせて、発泡スチロールに氷詰めにして輸送されていきます。
 だいこん、ブロッコリーの作業は、この後、お盆過ぎ頃からが忙しさのピークになり、10月上旬まで、収穫・選果作業が続きます。




工場の作業がはじまったよー。
 北海道発の旅情報誌『じゃらん』編集長のヒロ中田氏が仕掛人となり、「白いプリン大作戦」が始まっています。
 ヒロ中田氏が、低迷している牛乳消費を何とかしたいとの思いから、牛乳をたっぷり使った魅力的な加工品(乳製品)を企画・開発し、消費トレンドを作り出せば、その結果として牛乳消費につながっていくのではないだろうかという発想で考え、道内の有名菓子製造者などの協力と賛同を得て、その広がりの輪はどんどん大きくなっています。
 この白いプリン大作戦に対して、中標津町内で、7月22日にお披露目会が開かれました。
 お披露目したのは、別海の吉田菓子舗、標津の滝本菓子舗、中標津の長谷川菓子舗、フランダース、中標津農業高校の4社1校。
 ほかにも、続々と道内の菓子メーカーさんから発売される「白いプリン」。牛乳の使用量や値段、ほかに使う材料や冷やして作るプリンなのか、蒸し焼きにするプリンなのか、さまざまな組み合わせで、職人さんの思い思いのプリンが生まれていきます。賞味期間が3〜5日という、製造・販売業界的には、非効率な商品に多くの協力があることがうれしいことです。
「白いプリン」という統一ブランドで需要を喚起する北海道発の新しい食ブランド作り、このような取り組みをどんどん盛り上げていくために、当農協では、白いプリンレシピコンテストなどを計画していきたいと思います。



2007年7月
第59回 協同の旗の下に
『通常総会開催』役職員一丸となり最大限の努力を

 中標津町農協第59回通常総会が6月9日、ウエディングプラザ寿宴で開催され、平成17年度事業と平成18年度事業計画など、上程された議案第1号から第6号の全議案について出席組合員満場一致の承認を受けました。
 当日は、高橋組合長が前日札幌での会議に出席中、緊急入院となった事から、e橋組合長より委任を受けた藤井副組合長が代行しての通常総会となりました。
 総会の成立では、農繁期の多忙な時期にも関わらず、組合員221人(本人出席123人、書面及び代理出席98人)が出席し、議長には第2俣落・西竹地区の滝本 広氏、中標津地区の武田健治氏が推薦され議事に入りました。
 議案第1号から第6号まで審議の結果満場一致で承認されました。
 本年度は、牛乳計画生産の実施など農協を取り巻く情勢は厳しく、承認された計画遂行に向け役職員一丸となり最大限の努力をもって事業運営に取り組んでまいりたいと藤井副組合長が挨拶を述べ閉会致しました。



平成18年度 農協総合共進会

平成18年度農協総合共進会が6月6日に開かれ、第36回中標津町農協ホルスタイン共進会、第17回種馬共進会、第8回黒毛和種共進会がそれぞれ、ホクレン根室家畜市場で行われ、特質の高さが競い合われました。


第36回ホルスタイン共進会
 第36回ホルスタイン共進会では、69頭の出陳で栃木県の酪農家菊池一郎氏による的確なジャッジングで第1部ジュニアリトルクラスからチャンピオン決定戦まで序列づけられ、6月号にも紹介したように、高嶋敦志さん出品のローヤルジェスロダイナステイがチャンピオン牛に輝きました。


第17回種馬共進会
 第17回種馬共進会では、21頭の出品で根室生産連の石川大輔氏が審査員となり、ダイナミックな1から3歳の輓系馬と可愛らしい小格馬(ポニーなど)に序列づけを行いました。最高位賞に輝いたのは渡辺善行さん出品3部3番の帆瑠斗ヒルです。


第8回 黒毛和種共進会
 第8回黒毛和種共進会では、24頭が出陳。根室農業改良普及センター北根室支所の松本啓氏を審査員に、体高と体重のバランスの取れた黒毛の序列付けで、各部の最優秀は、1部(雄)山崎隆氏の『貴茂』、2部(雌)安達政宏氏の『ほたる9702』、3部(雌)加藤一二氏の『はなはな1104』が輝きました。


丸山小学校 3年生児童が参加
 恒例となっている酪農体験アトラクションも丸山小学校3年生児童が参加し、哺育、搾乳、乗馬などの体験と共進会見学、地産地消として中標津ビーフ、じゃがいもの試食が行われました。




ホクレンの新CMイメージに当農協が!
 酪農の生産現場と自然に合致した場所。消費者が持つ牧場のイメージにぴったりのわが町で6月30日〜7月2日に渡り、広告業界きっての大手、電通さん制作の元、テレビCM撮りが行われました。
 常に私たちが意識してきた消費者の方々に対する誠意。最近では、世界第1位ともいえる乳質を誇る当農協への依頼が来たものです。CM監督のイメージを形にすると、豊岡の武田健治さんの牧場がとてもピッタリで、車で走行しても電柱がなく、広大な畑が家の回りに広がり、居住空間と牛の飼養環境も「人と牛が共存している!」という感じのする。北海道が十数年ぶりにMILK LANDの文字を使ったロゴマークなどを使った広告戦略を打っている今年、まさに、当町がミルクランドなのだという想いを強くしました。
 また、7月に入ってからは、テレビコマーシャルと連動したポスター撮りも行われます。この撮影で使われたMILK LANDのとても大きな切り文字。お土産に置いていってくれました。
 この町の見所として、活用の場を考えてみたいと思います。
 今回撮影されたものは、7月下旬からテレビCMが放映開始されるとのこと。どんなCMが茶の間に贈られるのか? 非常に楽しみです。




中標津町農業協同組合
【Copyright(C)2009 JA-Nakashibetsu All Right Reserved.】