更新日:2011年4月12日

 国内・海外種雄牛成績が公表されたことを受けて、3月18日に中標津乳牛改良同志会主催、種雄牛合同説明会がトーヨーグランドホテルにて開催されました。AI事業体4社より限られた時間の中ではありましたが、丁寧でわかりやすい説明をしていただきました。説明会終了後は同会場にて懇親会が開催されて様々な情報交換及び交流を深める場となりました。

 中標津乳牛改良同志会主催勉強会が3月22日に根室農業改良普及センター 地域係長 志鎌広勝氏とジェネティクス北海道 道東事業所 業務課長 人見智亮氏を講師に迎えて開催されました。
 志鎌氏は『育成牛の飼養管理』をテーマに現在根室管内で抱えている哺育・育成牛の管理についての問題を提起したうえで改めて哺育期からの栄養管理の重要性をわかりやすく講義していただきました。
 人見氏は『性判別精液とF1精液・黒毛和種受精卵の有効活用』をテーマに各精液・受精卵を活用する場合のメリット及びデメリットを丁寧に説明したなかで、どのように活用していけば酪農経営が向上していくのかを各種経営別にプログラムを組んでもらい、実際にシュミレーションしていただきました。
 本勉強会では会員以外の組合員も多数集まっていただき非常に充実した内容となりました。




 熟年会会員が81人参加し、1日目には全体会議、平成22年度の収支決算案を可決し、平成23年度予算案についても全会一致で承認されました。終了後には、中標津ロケで一昨年なかしべつを全国にPRしてくれた「釣りバカ日誌20ファイナル」を観賞、後半のスーさんが訪れる賽の河原シーンでは、中標津町内在住の顔見知りや仲間の姿もありました。
 夕方の懇親会に先立って、いつまでも元気で活動されている方への表彰ということで、80歳表彰に1人、90歳表彰に2人、この2人は最年長表彰ともなるご夫婦、木村武雄さん(97歳)、木村アキさん(90歳)でした、いつまでも中むつまじいお二人でした。また、今年の年男年女ということで、卯年生まれの4人にも記念品が贈られました。
 2日目はゲートボール、ボーリング、スカットボール、カラオケに分かれスポーツを楽しむ参加者、社会見学で釧路日本製紙工場、北海道新聞印刷工場を見学する参加者に別れ楽しみました。冬場にゲートボールができる施設が少ないため、仲間同士誘い合って参加するなど人気が高かったようです。夕食後にはゲームの表彰や寶引きなども行われ、さらに笑顔が広がりました。




 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と津波によるその余波で多くの方々の命が奪われ、今も行方不明の方が一万人以上にものぼっています。
 当JAでは被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 震災発生後、早期に募金箱を設置するとともに、3月19日には職員有志による募金運動をあるる前で行いました。開店時間から午後5時30分まで行われ、大変多くの方から義援金が集まりました。
 「町内のほかのところで募金してきたよ」と言いながらも、また、私たちの活動にも善意の浄財をいただけたり、私たちに対しても「がんばってください」との声がかけられたりと、震災の甚大さと、なにか協力したいという皆さんの思いもいっしょにいただけたかと思っております。1日で集まった金額は834,293円
 JAグループ北海道を通じて、東北・関東の被災された地域への支援に向けるとともに、一部については、北海道で津波の被害に遭われた一次産業への支援に向けられる先を検討し、他にも被災地の皆さまへ有効活用していただける送金先を検討して送金して参ります。
 また、JA中標津として組合員の皆さまから直接の支援のご協力を取りまとめさせていただき、さらに職員内部でもとりまとめを行っているところです。
■金融機関名 中標津町農業協同組合
■口 座 名 JA中標津東北関東大震災基金
■口座番号 普通貯金 0036533
 日本人同士が「がんばろう日本!」、「がんばろう東北・関東!」と協調しあい、海外からも「PRAY JAPAN」と、この悲しい出来事に哀悼と復活への祈りをささげていただいております。
 できること、協力できることがあれば協力できる体制がとれる状況に皆さんの心があることを望みます。
 3月25日に行われた青年部主催のプロレス大会では、40,020円もの募金がわずか10分足らずで集まり、青年部一同支援の輪の大きさに感激しました。3月31日の青年部役員会決議では、これと併せて青年部(員)からの101,090円とプロレス大会での益金90,610円の合計231,720円を青年部の全道組織、道青協を通じて、一部は送金先を検討して送るとしています。
 JA中標津食品加工交流部会で活動する製造販売プロジェクト有志は、少しでも東日本大震災で被災された方々を支える応援ができないかと考え、『なかしべつ牛乳』、『なかしべつ珈琲』、『なかしべつフレッシュクリーム』の当JA乳製品を使った優しい甘さの『ミルクジャム』を販売し、益金を被災地に向けることとしました。
 約500本を製造販売し、10万円の義援金を目標にします。多くの皆様にご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。



※問合せ先は経営企画課・橋詰(電話72−3721)
 商品の引渡しはJAの事務所でのみ。現金精算にて会計いたします。この『ミルクジャム』での応援活動は4月いっぱいまでとし、製造したものがなくなり次第終了となりますので、お早目の注文・支援をお願いいたします。


中標津町農業協同組合
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