更新日:2011年3月10日

 JA中標津青年部は2月5日、6日に行われた中標津冬まつりにPR委員会販売促進班が中心となり平成22年度、初めての出店販売を行いました。昨年4月に発生した口蹄疫の対応として、各地でお祭りや行事を中止する中、農協青年部がからむお祭への参加出店を自粛していたためです。今回の出店は、安全宣言が発表されて1つ目の出店であり、いろいろ不安な部分がありましたが部員、事務局の出店準備や出店当日の手伝いに、多くの人が参加してくれたのが成功につながったのだと思います。
(文・PR委員長=高橋春樹)
 冬まつりの出店にあたり2月の頭には、インフルエンザに感染する人が町内各地で見られるようになり、気をつけなければと思ってた矢先。青年部事務局と販売促進班班長がインフルエンザにかかり、冬まつりの準備日から当日まで参加できないということで、委員長として先行き不安でしたが、前PR委員長と前販売促進班長が出店準備の手順や販売品の仕込みや材料について明確に指示してくれたおかげで、準備も当日も混乱することなくスムーズに進められ、大変ありがたかったです。
 PR委員長として、青年部に入って初めて、冬まつりの2日間にヘルパーを取り、出店時間すべてに参加しました。話には聞いていたものの、夕方から花火が打ち上がる前後のまでの時間は、手伝いに出たことがなかったのでお客さんの込み具合が想像できなかったのですが、夜6時半頃からひな串を焼いていた部員2人が急に大量の串を並べて焼きだしたので「まさか?こんなに焼くの?」と思いながら見守りました。夜7時、花火が始まった直後、串焼きの台の前方には後ろが見えないくらいの行列。それどころか青年部のテントの前に祭り会場の景色が少しも見えないくらいに人の波が押し寄せてきて、注文を聞く人手が足りないほどの盛況で、一気に出店メニューが完売してしまいました。まさかここまでの忙しさと人の波になるとは、貴重な体験をさせてもらったと思います。
 事務局病欠ということをファクスで案内して、今回の出店には、本当に多くの青年部員が参加してくださいました。若い青年部員も多く手伝いに来てくれて、組織のありがたさ、何より参加して手伝ってる部員が忙しい中でも、笑顔でお客さんや部員同士で会話をしているのを見てると、「祭出店で得られる体験・経験は大きなものだな」と心から思いました。
 なかしべつビーフによる牛丼の提供では、道の米対策よりお米の提供をいただき、北海道産米のPRも兼ねました。お米の評判は上々でしたが、米PRのパンフレットをお客さんに渡し忘れて荷物の下の方に最後に見つけたのは失敗でした。参加してくれた部員の皆さん、激励の声をかけてくださったお客様、部員のみなさん、本当にありがとうございました。(ここまで橋記す)
 農協関係で青年部員以外には、酪農課と農産販売課、若手畑作組合員さんによる出店がありました。同じテントでは、TPP交渉参加反対に関する署名も会場で記入してもらい、450筆が集まりました。署名いただいた方々のご協力とご理解、まことにありがとうございました。
 中標津青年会議所さん主催の雪像コンテストには、JA中標津の職員組合も中雪像で参加。残念ながら賞には届きませんでしたが、ウサギ年の雪像として「ウサビッチ」を完成させました。青年部員の中には新春から中標津青年会議所に入会したメンバーもおり、JCの出店に参加協力して自分を活かす青年も。
 全体的に、雪が少なく、どうなるかと祭実行委員会会議が開かれた、今年の冬まつりでした。開催日にかけての陽射しと気温が高く、折角完成させた雪像が溶けて倒れてしまっているものもありましたが、前年のような嵐の冬まつりではなく、穏やかに終了しました。




中標津町農業協同組合
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