更新日:2010年6月10日

 5月13日、青年部・女性部の共催および町の方々によるボランティア清掃が行われました。天気も肌寒く雲行きの怪しい中、それでも蓋を開けてみれば雨が全く降らず73人もの参加によって開始となりました。(数日前の天気予報では雨)青年部のゴミ拾いは3年目、女性部と共に行って2年目になります。
 拾う範囲は、もりたセレモニーホール付近の十字路を道道川北線まで抜ける路線。ここまでは例年通りですが今年は道道川北線と交わる交差点から右方向へ進み、更にすぐる食品付近にある青年部看板までを行いました。おおまかに4班に別れて路線の往路から拾う、復路から拾うように調整し各団体入り乱れての班編成です。参加者が例年よりも多くあったので急遽農協のバスを借用して4班を基点から戻れるように運用。もりたセレモニーホールさんには今年も集合駐車場とトイレの借用を快諾いただき大変助かりました。
 町道は中標津町に、道道については土木現業所へ事前に話を通して行います。
 
今年で3年目。同じ場所を3回目ということもあり、個人的には「昨年よりは少ないだろう」と思っていましたが、進むにつれて空き缶、ペットボトル、弁当の空容器、家電製品、タバコ、家庭ごみ、靴などもありました。ボランティア清掃ではビンと缶を1袋に集め、それ以外のものを燃えるゴミとして収集します。家電やタイヤなどは不法投棄なのでそのままにして、町に報告して欲しいそうです。
 軽トラックから2トン車へ積み替えて、くるっとで計量して役員で積み下ろし作業を終えると。今年は660kgとなりました。昨年のように車のタイヤが多かったりバイクが落ちていなかったので重量的には少なくなっていましたが、たった1年でこれだけの量になるのはやはり悲しいことだと思いました。「捨てる・壊す」は1人でも出来、簡単ですが、それを「元に戻す・直す」という行為はとても大きな力が必要になるのだなとこの日改めて思いました。約2時間の作業も前日の雨で足下の良くない中でしたが、誰1人大きな怪我なく無事に終了することができました。
 昨年のボランティアゴミ拾いの後にも、今回私たちが拾う前にも近くの事業者の方や散歩している方などが拾ったといいます。それなのにこの量。「来年は、来年こそは!」今年よりも見てわかるほど少なくなっていることを願いたいです。最後に私たちと同じ繁忙期にもかかわらず、(有)ファム・エイ、道東酪農ヘルパーネットワークサービス有限責任事業組合(D-net)の方々にも協力いただき3年目も終了しました。ご協力ありがとうございました。お疲れ様でした。
▼記事=武田 翔平





中標津町農業協同組合
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