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第72回通常総会 組合長開会挨拶〈一部抜粋〉

by JA中標津

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 本日は中標津町農業協同組合、第72回通常総会開催にあたり、組合員の皆様には大変お忙しいなか、多数のご出席をいただきまして誠にありがとうございます。
 日頃より農協事業に対しまして、ご理解とご協力を賜りまして、重ねて御礼を申し上げます。
 また、ご来賓の各位におかれましては公務ご多忙のところ、ご臨席を賜り日頃より地域農業の発展と農協事業運営に対しまして、ご指導とご支援をいただいていることに、心より感謝を申し上げる次第でございます。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
 さて、1年を振り返ります。まずは、9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震でありますが、亡くなった方、また被災された方々が大変多くおります。心からお見舞いと一日も早い復興を願うところでございます。また、地震と同時に発生しましたブラックアウトという過去にない事態を引き起こし、当地においては生乳を廃棄せざるを得ない状況となりました。しかしながら当農協におきましては東日本大震災後に、災害に備えて農協所有の発電機を持っていたことや組合員が発電機をつなぐ配電盤の設置にご協力いただき整備していたこと、そして各企業、特に電気工事業者、運送関係業者の緊急対応協力、そして農協職員の昼夜にわたる発電機の輸送や接続などの調整対応、組合員相互による発電機の融通などにより最低1回以上は搾乳することができ、牛の負担を最小限にとどめたことで、地震の翌週には、ほぼ地震前の乳量に回復いたしました。組合員の皆様よりこの一連の農協の対応に高い評価をいただき、農協と組合員の信頼関係が強まったことには感慨深く思っているところでございます。
 平成30年度の天候について、春先は好天に恵まれましたが6月からは一転して低温・長雨・日照不足などの天候不順となり、牧草収穫、畑作ともに天候に振り回された苦労の多い一年でした。
 組合員の生産について酪農では、ブラックアウトによる生乳廃棄が877トンあったことや天候不順により30年産牧草の品質が思わしくなかったものの29年産の粗飼料に力があったことと、施設整備も進められていることなどにより、前年比102%の128,762トンとなりました。また、乳価や個体販売価格も高値で推移したこともあり所得も確保することができました。
 畑作につきましては、ブロッコリーやその他野菜は天候の影響を大きく受け、馬鈴薯、てん菜も平年を若干下回る実績となりましたが、天候不順の影響を考えると善戦した成果を得ることができたと思っております。
 一方、大根は天候の影響をそれほど受けることなく、価格についてはスタートから最後まで高値で取引され、6億6千万円を超える過去最高の販売高となりました。
 これら組合員皆様のたゆみない生産努力により販売取扱総額は過去最高の165億7,490万円となりました。
 あらためて組合員皆様の1年間のご苦労と前向きで力強い生産活動に心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
 Aコープ「あるる」については内装や冷凍・冷蔵設備を一新し、予定通り10月10日にリニューアルオープンすることができました。リニューアル前の地震・ブラックアウトによる品不足や改装に伴い21日間休業したことの影響により供給額は目標を下回りましたが、令和元年度はリニューアルした明るい店舗の魅力を十分に発揮し、お客様に喜ばれる店舗運営と供給高の増加を目指して参ります。
 生産資材につきましては、飼料・農機具・燃料で供給額が増え、前年比110.6%の76億5千万円と過去最高の購買供給高となりました。特に給油所につきましては、原油価格の乱高下はありましたが高値で推移し、加えてタイヤ販売は今回も全道JAの中でトップの実績を維持することができました。組合員はもとより町民・准組合員の方々にも購買事業をご利用いただき、このような実績となりましたことにお礼申し上げます。
 育成預託事業につきましては、施設の買い取りや改修に時間がかかり、年度当初からのスタートはできませんでしたが、改修が進んだ施設から随時受け入れを行い、現在では希望する組合員の育成牛を受け入れることができております。令和元年度は家畜消流センターを育成センターに移転する改修を行います。この施設を有効利用して組合員の労働力軽減や生産に寄与する牛づくりを行い、生産性向上の一助となる事業としたいと考えております。
 組合員より要望があり、2年間プロジェクトを進めておりましたA2カゼインのみを含む牛乳の製造・販売につきましては、昨年12月21日に「なかしべつ牛乳プレミアムNA2MILK」として日本初の発売をすることができました。現在はAコープあるるを中心に販売しておりますが、多くの関心が寄せられており、可能性を感じておりますので、さらなる展開を図って参りたいと思っているところでございます。
 また、子会社の「株式会社 RARA Farm 中標津」につきましては酪農施設が完成し、昨年4月18日に初出荷を行いまして、平成30年度は1,950トンの計画で進めておりましたが、結果的に2,600トンを超える乳量実績となり、順調に動いているところでございます。2年目となる今年度はさらに乳量も増えてきますが、当初の目的であります研修機能を整備し、人材を育成する取り組みを進め、「RARAFarm 中標津」の事業目的が着々と進められるよう農協としましても連携をとり、労働力対策を含めて取り組んで参ります。
 迎える令和元年度は、組合員皆様が営農計画で積み上げた生乳生産量を基準に、初めて13万トンを超える133,000トンの計画をしております。この乳量は第8次地域農業振興計画の目標年度である令和3年度に達成したいとの目標を2年前倒して実現を目指す数字であります。計画の達成に向けて、組合員と役職員が一丸となって取り組んで行きたいと強く思っているところでございます。
 また、畑作におきましては、大根の予冷庫のほか、農産施設・機械に投資をして整備をいたします。地域農業振興計画の畑作のテーマでもあります「信頼される責任産地の形成」に向けての取り組みでございまして、しっかりと進めて参ります。
 結びになりますが、組合員皆様の前向きな意見と議事進行によって実り多い総会となるよう心からお願い申し上げます。ありがとうございました。

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