JA中標津 Blog

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平成30年度の総括と令和元年へ向けて

by JA中標津

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 平成最後の3月末を終え各部門事業を締め、数値の確定を進めております。
 一年間を振り返り、成果と課題に絞って何点か触れさせていただきます。
 まず、組合員・ご家族の皆様には農協事業へのご協力、ご支援、ご理解をいただき各方面にわたり、事業実施できましたことに厚くお礼申し上げます。
 組合員の生産面については、天候不順、台風、地震・ブラックアウトと、次から次へと影響が大きかった年でありました。その中で畑作は大根が7月より収穫、販売が始まり、量・単価がスタートから高く推移し、最後まで高値が続き6億円超えとなり、畑作全体を引っ張ってくれました。しかしブロッコリー、その他野菜は回収率が悪く苦戦しました。ビート、馬鈴しょ等は平年作より若干悪かった結果となりましたが、天候等を考えれば善戦した成果と申し上げます。
 酪農は乳価が上がり、29年産のエサが良かった事もあり4月以降102%を超え順調でありましたが、9月6日の地震ブラックアウト、過去にない事態となりました。2〜3日に渡り電気の回復しない中、当農協は平成23年の東日本大震災後、対策として平成24年にかけ断水のためのFRPの水槽を規模別に2〜3個を配置、発電機も1台で3戸を対応する想定で50台導入し、災害に備え危機管理をしておりました。その甲斐があり、各戸に配電盤もご協力いただき設置済により移動が可能であった事で、職員、各業者、特に電気工事会社、ユニック車中心に車輌手配の協力依頼をしていた事から、緊急対応していただき各生産者、最低一回以上の搾乳を目標に昼夜に渡り対応いたしました。停電は乳業工場も同じで出荷する事ができませんでしたが、牛の負担を出来るだけ軽減する事に努め、回復した時には生産再開が出来、翌週にはほぼ通常に戻り、組合員・家族の皆様から一連の対応に高い評価をいただき、農協と生産者の信頼関係が強まり何より嬉しかったです。結果として102%、総量12万8700t(廃棄約900t)となり、生産者の努力に感謝申し上げます。30年産のエサの品質に問題があり、今年の秋以降までなんとか調整をして乳牛の管理に努めていただく様、お願いする次第であります。
 また、組織といたしまして改革を求められ、公認会計士監査が加わる事となります。2社にコスト・対応を確認し、『みのり監査法人』に依頼する判断をし、最終の話し合いをしております。更に中央会も連合会団体となり、関係位置付け等、この一年で整理して参ります。
 さてこの一年間、色々な取り組みをいたしました。
 まず、農協70周年記念誌が、50周年以降約20年の歩みを整理し、今現在の組合員紹介、役員の動き、各事業と展開etcを盛り込み、記念品と間もなく届く段階にあります。
 次に(株)RARA Farm中標津酪農センターの稼働です。搾乳を開始し、4月18日初出荷し、順調に分娩も進み、計画では1,950t程度としておりましたが、ブラックアウトの被害はあったものの、3月末で2,650t超えを果たし、スタッフ10名で大きな成果を作る事ができました。
 次にAコープ中標津店あるる、予定通り10月10日にリニューアルオープンでき、より一層食品提供をできる様取り組んで参ります。店も同様にブラックアウト等の影響により、冷蔵・冷凍品の廃棄、システムトラブル等で厳しい数字となり、計画に達しませんでしたが今後努力する事を確認しております。
 最後に酪農家5名で進めておりましたA2牛乳販売に向けての取り組み。農協も製造、販売面で協力する事で、プロジェクトとして約2年をかけ、昨年12月20日に日本で初めてのプレミアNA2牛乳を発売いたしました。あるる中心に供給し、今後の原料乳の生産状況を確認しながら進めて参ります。可能性は非常に大きいと思います。
 多くの案件を実現できた一年となりました。平成最後としては次の時代に引継ができたと振り返っております。
 令和元年は、大根冷蔵施設と合わせてビートの苗ポット施設の移設新築を予定しております。
 また預託施設の改修を終え、予定の乳牛を受け入れし、車輌出入りの消毒施設、取り付け入口の追加工事を実施します。
 組合員の要望がある労働者確保事業も引き続き進め、できるだけ緊急性のある所より実現を急ぎ、体制整備に関係者と協力して参ります。
 現在、畜産クラスターによる投資も進んでおり、農協としても必要に応じて協力・指導し、生産拡大へ道筋を示して参りたく思っております。
 令和元年の生産計画は組勘年度で13万3千tであり、いよいよ13万t超えが実現する積み上げであり、願うところ天候・粗飼料確保・乳牛の健康を、新しい元年に期待するものであります。
 平成が終わる時、30年間を振り返り、災害なく、多くの苦労をする事なく、安定・安心・豊かな農業産業が継続する様、共に期待と努力をしていく覚悟をしております。
 組合員と苦楽を共に力強く、日本の食を担っている自負を忘れず、前進したいものです。
 間もなく春作業へ入って参ります。準備をしっかりしつつ事故なくスタートを切っていただく事を願います。
 やるべき事は先送りする事なく、判断・実行し、より良い農協へ役職員全力で力を合わせて進めて参ります。
 一年間のご協力、ご支援に心より感謝し、令和元年に歩みを進める事に宜しくお願い申し上げ所期の一端とさせていただき、お礼といたします。
 有難うございました。

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